Création / 初演 Little Piano Pieces

Le 14 juin, ma nouvelle oeuvre « Little Piano Pieces for 4 hands » a été créée par mes élèves de piano. Merci à tous!

I. Qui frappe à la porte?     pour Sara
II. Chanson d'Arc-en-ciel     pour Eponine
III. A l'intérieur de la résonance     pour Hector
IV. Menuet d'Avril     pour Elisa
V. Carrousel     pour Vérène

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普段、自作演奏会の告知はこちらで必ずしていますが(たとえギリギリでも)
今回はちょっと状況が特殊でしたので事後報告です。

« Little Piano Pieces for 4 hands » は、タイトルにもあるとおり、ピアノ四手(連弾)のための5つの小品からなる組曲で、子供のため…というか、発表会に出演する自分の生徒5人のために書きました。
9月からレッスンに通い始めた10歳を筆頭に、いちばん年上の子が12歳でピアノ歴4年。多少のレベルの差はあれど、みんな初心者です。それぞれの得意・苦手・好みなんかを考慮しつつ作曲したのですが、考えてみたら編曲の仕事以外で初めての調性音楽(厳密に言うと5曲中2曲はモード)で、なんだかやけに気恥ずかしいような気持ちになりました。研究論文みたいな文章ばっかり書いてた人間が、いきなり絵本や童話を作るような感覚、とでも言ったらよいのでしょうか。

I. ドアをノックするのは誰? ~手の移動(親指くぐり)無し、四分・二分・全音符のみ
II. 虹の歌 ~親指くぐり有り、八分音符・八分休符、レガート表現
III. 響きの中で ~5度、4度、3度音程、手の移動(跳躍)有り
IV. 4月のメヌエット ~八分音符のリズム、オクターブ跳躍、強弱
V. メリーゴーランド ~8分の6拍子、三和音とその転回形 

どの曲も1分前後。
セカンドパートは先生が弾くのを想定(今回は自演)していますが、難易度は低めです。


サウンドクラウドに音源アップするつもりで発表会を録音したのですが、ライブならでは(苦笑)、あちこち事故っているので、別の機会に録り直そうと思います。

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