DéAMBULATION[s]@Espace G.SIMENON
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パリ郊外にある Ecole Nationale des Arts du Cirque サーカス芸術学校と Concervatoire National Supérieur de Musique パリ国立高等音楽院とのコラボレーション企画に友人でピアニストの石井佑輔くんが参加していたので、最終日の公演を覗いてきました。
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なにせ初めての体験だし、そもそもサーカスの専門学校というものの存在すら知らず、興味津々。10代の、まだ子供っぽい顔をした子たちが綱を渡ったり空中ブランコに乗ったり自転車曲芸をしたり、テクニックはかなり見応えのあるものでした。演出についてはたまに学芸会風になっちゃって『うーん、惜しい…』という場面がちらほら。(後で聞いた話によると、みんな最終日だからってかなりアドリブをまじえてやりたい放題だったそう。納得。)
音楽に関しては近現代の作品が上手に組み合わされていて、サーカスの伴奏に成り下がることもなく、とてもよかったと思います。石井氏はというと、椅子の背もたれ部分に腰掛けて手袋をはめて連弾したり、ピアノの上に乗っかって内部奏法をしたり、いろいろと忙しそうでした(笑)おつかれさま!
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石井佑輔ブログ『天使と神様とおばけのどんどんの日記』
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