Kylian / Makuloluwe
2008/04/22 20h00- BFM Salle Théodore Turrettini (Genève) Ballet du Grand Théâtre de Genève -J.Kylian : sechs tanze -J.Kylian : black bird -I.Makuloluwe : no place like home → プログラム詳細 ジュネーヴ劇場バレエ団の公演を観てきました。 何度もあちこちで言ってるのでご存知の方多いかと思いますが(しつこかったらごめんなさい)コンテンポラリーダンス大好きなんです。もし生まれ変わったら、再び音楽家か、体型に恵まれればダンサーを志したいと密かに夢見ております(ちょっと本気)。 今回は中でもいちばんのお気に入りであるオランダの振付家キリアン Jiri Kylian の作品が!しかも2作も!! 素晴らしかったです。ホームグラウンドであるNDT (Nederlands Dnas Theater) の公演にこそ及ばないものの、息止めて舞台に見入ってしまいました。 氏の美的感覚、振付だけでなく舞台全体に渡る演出、光の捉え方、そして絶妙なユーモアのバランスは抜群。そして音楽をものすごくよく聴いている人だと思います。どの作品を観ても音楽が決してBGMになっていない。 "sechs tanze" は写真のDVD収録作品 "Birthday" と同じベースで作られたようで、これ本当に傑作です。こんなに笑ったのひさしぶりってくらい笑いました。息止めて見入るようなシリアスな作品に混じってこういうのが同じ人物から生み出されるというのがすでに奇跡。 ところで Kylian の話ばかりですが、プログラムの最後にある Makuloluwe の舞台は…すみません退屈しました。詳しいコメント控えます。知り合いに「君が大大大好きなキリアンと比べたらダメだよ」と説教されましたが、こればっかりは仕方ないので。。 ***Data*** Grand Théâtre de Genéve ジュネーヴ劇場ホームページ