1st Wedding Anniv 綿婚式、とチューバその後

( Sorry, today only in Japanese / Désolée, seulement en japonais aujourd'hui )


結婚一周年でした。諸説あるようですが、式を挙げた市役所で記念にもらった本に書かれていたフランス式では『Noces de coton 綿婚式』だそうです。アメリカ式だと紙婚式だったかな?どっちにしても駆け出し・新米・下っ端感が漂ってて、上手いこと言うなぁ、と。

去年の今頃を振り返ってみると、挙式直後から39℃越えの高熱で1週間寝込み、病み上がりでベルギーに渡ってオケのリハーサル中に居たたまれなくなるほど咳をしつつの ['tactus]参加 …という、ちょっと忘れたいような、でも素晴らしい経験に加えて滞在先ホストファミリーでの温かい歓迎やフォーラムで知り合えた人たちとの交流など、いい思い出もあるからしっかりと記憶に留めておきたいような、複雑な気持ちになります。そう言えば、これを皮切りに、その後もやれあっちへ2週間こっちへ3週間などと出歩いていて、さらに夫も同業者なので似たり寄ったりの行動パターンだったりしまして、研修・遠方での演奏会・フェスティバル参加などざっくり数えてみたところ、年間4ヶ月くらいはどちらかが家に居ない状態だったことが判明。
意外と、こういう距離感こそが長続きの秘訣かもしれません。って、別にわざとやってるわけでもないんですけどねー。



上記があまりにプライベートな雑談過ぎるので仕事の話もひとつ。昨年10月に引き受けた協奏曲オケパート→ピアノ伴奏へのアレンジの2曲目がやっと完成しました。普段作曲で消耗する部分の脳も、集中力もさして必要なく、しかしただひたすら長く(スコアおよそ100ページ)、そしてピアノが弾きたくなる日々。
音源が存在しなかったのと、

チューバソロ、ピッコロ1、フルート1、オーボエ1、クラリネット2、アルトサックス1、ファゴット1、ホルン2、トランペット2、トロンボーン2、ユーフォニウム、チューバ(ソリストとは別に)1、ティンパニ1名

という普段あまりお目にかかれない編成だったので、脳内再生に骨が折れるかと覚悟してましたが、作業の間、中学高校での吹奏楽経験がいい具合にサポートになって割と難なくできました。
ついでに、懐かしくなって当時のコンクール自由曲定番レパートリーをYoutubeで探して試聴してるうちにあれぇ3時間経ってた!というのはご愛嬌ということで。

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