2011/05/29

Diffusion & Interview : "Voiceless Letters" by RSR-Espace2

"Voiceless Letters Concerto for tenor saxophone, ensemble & live-electronic"
au Festival Archipel 2011 a été diffusé à la Radio Suisse Romande - Espace2 dans une émission qui s'appelait "Musique d'avenir" au 29 mai. Voici le programme complet, et vous pouvez aussi écouter l'émission en ligne (à partir de 01:57:30) :

http://www.rsr.ch/#/espace-2/programmes/musique-d-avenir/?date=29-05-2011

Juste après la générale, en fait il y a eu un interview avec Anne Gillot, et cela a été bien mis aussi dans l'emission. Comme je ne suis pas trop habituée à parler au public, c'est quelque chose qui me fait pression chaque fois quand ça m'arrive...
Sinon, l'interprétation en soi (y compris la prise de son) a été géniale. Merci encore aux musiciens et à l'équipe !!

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3月25日にジュネーヴのアルシペル音楽祭で演奏された
"テナーサックス、アンサンブルとライブエレクトロニクスのための Voiceless Letters(協奏曲版)"
のコンサート録音がラジオ・スイスロマンドの音楽専門チャンネル Espace2 で放送されました。以下のリンクにプログラム詳細、こちらでオンライン試聴もできます(スピーカーマークのボタン“Ecouter”をクリック、右上のプレーヤーで操作。01:57:30から始まります);

http://www.rsr.ch/#/espace-2/programmes/musique-d-avenir/?date=29-05-2011

件のインタビューもほぼノーカットで電波に乗せていただきまして、穴があったら入るだけじゃ足りなくてもうそのまま埋めたいくらいでした。客観的に聞いてた人からは『普通に喋ってるし内容もわかる』と言われましたが、それは本人には無理な話。たぶん『仏語で話さなきゃいけないから』じゃなく、日本語だろうが英語だろうが同じなんだと思います。インタビュアーのAnne(顔見知り程度に知り合い)が話を引き出すのがとても上手で、曲がった解釈も変化球もないと信頼できる相手だったから今回はまだよい方。
演奏自体は録音の状態も含め納得のいくもので、ライブエレクトロニクスの操作のため客席のしかるべき場所で本番を聴いていない自分にとっては漸く“客観的に”受け止められる機会がやってきた、とでも言いますか。

演奏者及び関係者のみなさまに改めて感謝の気持ちを込めて。今後も精進して参ります。

2011/05/28

The Tree of Life

The Tree of Life (2011)
- Written and directed by Terrence Malick
- Premiered in competition at the 64th Cannes Film Festival and won the Palme d'Or
- Starring Brad Pitt, Sean Penn & Jessica Chastain





第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映→同映画祭最高賞であるパルムドール受賞で話題をさらった映画なので、ご存知の方も多いかと。
カンヌの初期レヴューでは拍手喝采とブーイングの同時発生(でもこういうの、フランス人が余計に喜びそう)、いろいろな媒体で話題にされており、この日も週末とはいえ、パリ市内には数がある大きな映画館の、しかも同じシネコン内で時間差つけて二部屋で上映中の一室がほぼ満席でした。

雑さを全く感じない丁寧な造り、映像そのものはとても美しい。ただ説明してくれない・想像に任されるところがかなり多く、間に挟まる“ストーリー展開が止まる部分”が映像だけで魅せるには長過ぎて、集中力が切れかかりました。これはあくまで私個人の感想であり、ネタバレになるので詳細は書きませんが、どうもパソコンのスクリーンセーバーを眺めてる気分になっちゃうんですよね…。一緒に観に行った夫なんかは『そこがよかった!』って言っていたし、観客の反応は上記の前評判に違わず拍手・ため息・笑い(苦笑というか嘲笑というか)が程よくブレンドされた感じ。
集中切れかかったと言っておきながら、トータル2時間超の長さの中での構成・緩急の組み立て方は個性的かつ効果的。自分も作品制作時に必ず考える重要なポイントなので、よい勉強になりました。

所謂“一般ウケする大衆映画”には当てはまらないだろうに、製作費と観客動員数を競うハリウッド映画のような扱いで宣伝・上映されているのがちょっと不思議です。

“家族愛のあり方”に焦点を当てて観ると、ただただ温かくて切なくて、とても素敵な作品です。



Film『The Tree of Life』Official Website(English)
http://www.twowaysthroughlife.com/

映画『The Tree of Life』公式サイト(日本語)
http://www.movies.co.jp/tree-life/

2011/05/26

PINA

PINA - A film for PINA BAUSCH by WIM WENDERS (2011)
- German 3D dance film directed by Win Wenders
- Premiered at the 61st Berlin International Film Festival





"dance, dance, otherwise we are lost"

いつだったか正確な日付は忘れてしまいましたが、最近観た映画のひとつ『PINA』。ダンサーであり振付家であるピナ・バウシュ(Pina Bausch, 1940-2009 独)の作品群が、1973年より芸術監督を務めたヴッパータール舞踏団のダンサーたちやその他関係者のインタビューを挟みつつ展開されてゆきます。
2009年初めから映画監督であるW.ヴェンダースとともに映画の制作に乗りかかったピナ・バウシュがその半年後に思いがけず亡くなってしまったため、ちょっと追悼というかオマージュのような色合いが濃く出ていますが、もともとは舞台以外での見せ方(3D上映の計画も含め)を考えてのひとつの作品制作として発案された模様。

ピナ・バウシュ作品は、衣装や背景に時々顔を見せるナチュラリストな側面が若干苦手なのですが、動きやテンポ、また音楽との関係はとても好きです。私が行ったのは2Dでの上映だったけれど、充分な迫力で、本物の舞台ではできないような映像ならではのトリックもあり、シアター芸術というものを大事にしてて、柔軟な発想を常に持っていたんだろうな、なんて思いながらの鑑賞でした。


映画『PINA』公式サイト(英語/ドイツ語)
http://www.pina-film.de/en/

2011/05/25

Récital de saxophone @Lausanne

La version solo de "Voiceless Letters" (celle de concerto a été présentée au festival Archipel 2011) va être jouée par Kevin Juillerat, saxophoniste - lausannois - ancien camarade à Genève.

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3月にアルシペル現代音楽祭で演奏された "Voiceless Letters" のソロ・バージョン(2011年改訂版)がジュネーヴ留学時代の友人であり素晴らしいサクソフォン演奏者である Kevin Juillerat くんによりローザンヌで再演されます。
今回、残念ながら私は仕事でパリを離れられず、エレクトロに関してもすっかりケヴィンと現地スタッフにお任せ(丸投げ)なのですが…幸運を祈るとしましょう。


Récital de fin de Master - Kevin Juillerat
Le vendredi 27 Mai, 14h45-
Grande salle de l'HEMU
Grotte 2 (Lausanne, Switzerland)

programme :
Yumiko Yokoï, Cadenza from "Voiceless Letters" (2009-2011) pour saxophone ténor et live-electronics
Giacinto Scelsi, Tre Pezzi (1956) pour saxophone soprano
Florent Schmitt, Légende op.66 (1918) pour saxophone alto et piano
Valentin Marti, Charon schläft (...kein Notturno) (2007) pour saxophone ténor
Martin Matalon, Trame Ia (2001) pour saxophone soprano et 5 instrumentistes

électronique : Alessandro Ratoci
piano : Fumie Ito
basson : Gabriel Massicotte-Rochon
trompette : Michaël Conus
cor : Antonio Lagares
percussion : Ami Rossier
contrebasse : Randy Barboza

Facebook :
http://www.facebook.com/event.php?eid=175005245888498

2011/05/24

Concert info @CCFJ - Espace Hattori

Après tout le travail du CSJP, ça continue au bon sens...
J'ai fait quelques arrangements de chansons japonaises pour cette occasion.

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東日本大震災パリ・チャリティーコンサート実行委員会としての仕事は一段落しましたが、水面下でこっそり企画が続いていたりします。
今回は日本の歌『朧月夜』『ふるさと』の2曲をソプラノ・メゾ・フルート・ピアノの四重奏にアレンジしました。
お近くの方はお誘い合わせの上、ぜひ足をお運びくださいませ。
以下詳細になります(任意による寄付、席数に限りがあるので要予約、です!)


Concerts de charités au profit des victimes du séisme au Japon
Le jeudi 26 Mai, 19h30-
Espace Hattori, Centre Culturel Franco-Japonais
8 passage Turquetil 75011 Paris

Tarif : libre participation en comptant sur votre généreux soutien
Les bénéfices de spéctacle seront reversés à la Croix Rouge du Japon

Réservation obligatoire (places limitées)
au 01 43 48 83 64 ou sur reservations@ccfj-paris.org

Chinatsu SAITO (Soprano)/Maho UENO (Mezzo sopranp)/Miho NITTA (Piano)/Seiya UENO (flûte)

Programme
Handel,Saint-Saëns, Hahn, Ravel, Listz-Verdi, Puccini, Delibes, Bizet-Borne, Chansons Japonaises (arr: Yumiko Yokoi)

Info sur le Site Web:
Centre Culturel Franco-Japonais

2011/05/18

AMV / ヴィルクローズ音楽アカデミー

C'est au dernier moment (encore plus que d'habitude!) et assez loin... mais voici une petite annonce du concert qui aura lieu :

Le vendredi 20 Mai, 20H30
Chapelle Saint-Victor (Villecroze, France)
Entrée libre

Yumiko YOKOI :
"You were not there, not there, you" for Cl, Vn, Vc & Pno (2011)

Musiciens de Klangforum Wien
Ernesto Molinari, clarinette
Annette Bik, violon
Andreas Lindenbaum, violoncelle
Mathilde Hoursiangou, piano


Il s'agit d'une création de ma dernière oeuvre, composée en Mars - Mai 2011, dans le cadre de l'Académie Musicale de Villecroze.


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普段よりさらにギリギリのお知らせでしかもどこからも遠いですが、南仏・ヴィルクローズという街(というか村)で新作の初演があります。

5月20日(金)20時30分開演
聖ヴィクトール教会(ヴィルクローズ・フランス)

横井佑未子 :
クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための "You were not there, not there, you" (2011)


演奏は、現代音楽アンサンブル Klangforum Wien のメンバー。
その噂は予々耳に届いていましたし実際に演奏会を聴きに行ったこともありましたが、『初見だよ』と言われた初回リハーサルからして技術・音楽性ともに度肝を抜かれるような演奏レベルでした。
今回の演奏会、3月にも来ていたヴィルクローズ音楽アカデミーという私設財団が主催するマスタークラスのファイナルコンサートです。

ブログ書きながらふと気づいたのですが、電子音響がない器楽作品の場合、本番前のプレッシャー及びストレスの度合いがエレクトロ有りのときに比べて格段に低いです。基本、自分は何もすることないですからね。
今夜はよく眠れそう…(笑