2010/08/02

スリに遭う(未遂)

在ヨーロッパ7年、これまで一度も盗難などの事件に関わることなく平和に暮らしてきました。勿論『危ないと場所へは行かない、貴重品から目を離さない』程度の自衛は常にできるかぎりしてますが、それでもこういうのは運だと思うんです。実際、すごくしっかりしてる知人や、在住歴の長いベテランが被害に遭っているので。

そんな私もついに初めてスリに遭いました。
デビューは、治安の悪さでは定評のあるパリ高等音楽院周辺。

その日はジュネーヴからわりと大きな荷物を持っての移動で、普段は入れないようなリュックの外ポケットにお財布を入れたままになっていました。
メトロから地上に出るエスカレーターに乗ったときにふと思い出して、あ、いけない、と後ろ手にポケットのファスナーがきちんと閉まっていることを確認し、手を離し前を向いた瞬間、
違和感が。
ファスナーが開いた、ような?
エスカレーターの、自分のすぐ後ろに乗っていた人間が私のリュックのファスナーを開け、財布を抜き取ってすいっと追い抜いていくじゃありませんか!

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さて、ここで問題です。
こういう場合、どんな反応が一般的でしょうか?

1)まず、すられたことに気づかない
2)気づくが、固まってしまい何もアクションを起こせない
3)声を出して助けを呼ぶ

ざっと思いつくのを挙げてみましたが、自分が取った行動は1)〜3)のどれにも当てはまりませんでした。
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目の前で起こった事態を理解するために、まずポケットから本当に自分の財布がなくなっていることを確認(冤罪は避けたいし)。
次に

『ちょっと、それ、わたしの!!』

言うが早いか、スリの手から財布をひったくり返しました。

そして急いでその場から逃げました。




もー、何を隠そう、本人がいちばんびっくりしたんですが(しかも、なぜ逃げるんだ自分?)
数歩先を歩いていた知人が異変に気づいて振り返ったとき、スリの方が『すられた…!』みたいな唖然とした顔をしていたそうです。
知人からは勇敢だったねと褒められ、何より被害がなくてよかったけれど、
後から考えるとあまり良い行動ではなかったな、と反省。相手が逆上したり、ナイフでも持ってたら、ちょっと笑い話にならなかったです…


皆様もお気をつけください。

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