2010/09/09

何故か覚えられない

私の住んでる地区は住宅街で、バスがあるので交通の便は問題ないものの、ジュネーヴの駅や街の中心に比べたら静かで落ち着いたところです。

昼間、郵便局に用事があり、ふらりと出かけたところ、
人気(ひとけ)がなく、お店が並ぶ通りまで来ても軒並みシャッターが閉まっている。郵便局も閉まっている。え、今日って木曜日のはず。いくらバカンスでぼんやりしていたと言っても、そこまではズレていない。

もしかして、
もしかすると、

どこかから核ミサイルが飛んできて爆発→外出禁止令が出てみんなシェルターに避難→でも自分はニュース見てないから知らずにこうして外に…!?

……

なーんてはずはなく、
ジュネーヴ州の祝日でした(『ジュネーヴ断食祭』というのだそうです)。
3年(半年パリに出向してたので実質2年半)も住んでるくせに、どうも祝日カレンダーが頭に入りません。しかもフランスのと混ざったり、今回のように『スイス連邦は平日だけどジュネーヴ州だけ』なんていうパターンがあったりでややこしいことこの上ない。

おかげで上記のように想像力(妄想力?)が鍛えられています。
いいんですよ、このくらいでちょうど。じゃないと作曲家なんてやっていられませんて。

2010/08/31

『世界の果て』

またひさしぶりの更新になってしまいました。
締切があって忙しいわけではなく、なんだか雑用に忙しく、そしてやたらに移動が多い夏です。
ざっと計算してみたら、6月末からいままでで飛行機に5回、長距離列車に6回乗って、ジュネーヴの自宅にいたのが20日間くらいでした。まあ、演奏家の友達に比べたらなんてことないですが。

話は変わって、近所の地名(文化施設のようなものがあるので、もしかしたらその名前かも)で『ブー・デュ・モンド Bout du Monde』というのがあります。引っ越してきて数日後にバス停の名前として気づいて、ものすごい衝撃を受けたのをよく覚えています。
(A地点の周辺)




Bout du Monde、日本語訳は『世界の果て』。

気分転換にちょっと散歩に出たら、約10分で世界の果てに到着。


***


8月分の記事は時間のあるときにさかのぼって更新するつもりなので、よろしければときどき右下の『Archives・アーカイブ』の欄をご覧ください。

2010/08/09

TOY STORY 3


言わずと知れたピクサー/ディズニーの新作映画『トイ・ストーリ−3』。吹き替えなしの字幕版、3Dじゃない普通の上映で平日夜に行ったら空いていて、ど真ん中で鑑賞してきました。

大好きなシリーズだったので、蛇足的な続編でガッカリなんてことになったら嫌だな…と少ーしだけ心配していたのですが、おもしろかった!あいかわらずノリの良さと手の込んだ笑い。そしてラストは、ちょっと甘いと言えば甘いけど、でもうっかり泣きそうでした。
スタジオ・ジブリへのオマージュも微笑ましい。
でも、本編で何より気に入ったのはこの子たち。




可愛過ぎやしませんか?
反則です。『可愛すぎる○○』とかそんな次元じゃないです。
ハート射抜かれてしまいましたよ…。
いまデスクトップの画像に設定してます。



***Data***

トイ・ストーリーのオフィシャルサイト
http://disney.go.com/toystory/

2010/08/04

Cinéma en plein air 2010 @Villette


2008年にも訪れたパリ・ヴィレット公園の屋外シネマ。
無料で開催していたのが2008年に有料になり(と言っても2€)、反対運動が起きて翌年再び無料になったそうで…このあたりのフランス人パワーには毎度頭が下がります。日本だったら面倒なデモなんかするより、2€くらいなら諦めて払ってしまいそう。

前回の反省『夜は意外と寒い』を踏まえ、防寒対策をしっかりして出かけてきました。




今年は日本映画の特集が組まれていたようですがそれは7月中にほぼ終わっていて、私が行った日はアメリカ・カナダ映画、J・ライトマン監督『JUNO/ジュノ』。“予期せぬ妊娠をしてしまった16歳の女子高生ジュノの9ヶ月間の成長を描いたハートフル・コメディ”(ウィキペディアより)でした。
前から観たいなと思っていた作品で、期待どおり!役者がみんなとてもいい味を出していて、嘘っぽくなく説教臭くもならず、重くなりがちなテーマがうまく扱われていました。
音楽も可愛らしくて好きです。




***Data***

映画「JUNO/ジュノ」オフィシャルサイト

2010/08/02

スリに遭う(未遂)

在ヨーロッパ7年、これまで一度も盗難などの事件に関わることなく平和に暮らしてきました。勿論『危ないと場所へは行かない、貴重品から目を離さない』程度の自衛は常にできるかぎりしてますが、それでもこういうのは運だと思うんです。実際、すごくしっかりしてる知人や、在住歴の長いベテランが被害に遭っているので。

そんな私もついに初めてスリに遭いました。
デビューは、治安の悪さでは定評のあるパリ高等音楽院周辺。

その日はジュネーヴからわりと大きな荷物を持っての移動で、普段は入れないようなリュックの外ポケットにお財布を入れたままになっていました。
メトロから地上に出るエスカレーターに乗ったときにふと思い出して、あ、いけない、と後ろ手にポケットのファスナーがきちんと閉まっていることを確認し、手を離し前を向いた瞬間、
違和感が。
ファスナーが開いた、ような?
エスカレーターの、自分のすぐ後ろに乗っていた人間が私のリュックのファスナーを開け、財布を抜き取ってすいっと追い抜いていくじゃありませんか!

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さて、ここで問題です。
こういう場合、どんな反応が一般的でしょうか?

1)まず、すられたことに気づかない
2)気づくが、固まってしまい何もアクションを起こせない
3)声を出して助けを呼ぶ

ざっと思いつくのを挙げてみましたが、自分が取った行動は1)〜3)のどれにも当てはまりませんでした。
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目の前で起こった事態を理解するために、まずポケットから本当に自分の財布がなくなっていることを確認(冤罪は避けたいし)。
次に

『ちょっと、それ、わたしの!!』

言うが早いか、スリの手から財布をひったくり返しました。

そして急いでその場から逃げました。




もー、何を隠そう、本人がいちばんびっくりしたんですが(しかも、なぜ逃げるんだ自分?)
数歩先を歩いていた知人が異変に気づいて振り返ったとき、スリの方が『すられた…!』みたいな唖然とした顔をしていたそうです。
知人からは勇敢だったねと褒められ、何より被害がなくてよかったけれど、
後から考えるとあまり良い行動ではなかったな、と反省。相手が逆上したり、ナイフでも持ってたら、ちょっと笑い話にならなかったです…


皆様もお気をつけください。

2010/07/20

Darmstädter Ferienkurse


Centre Acanthes 講習会が終わったその足で、メッスからザールブリュッケンを経由しドイツ・フランクフルトへ。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会をのぞきに行ってきました。講習生として登録していたわけではないので、本当にのぞくだけ、レッスンも講義も受けないお気楽ツーリスト。お目当ては初日のオープニングコンサートでフランスの作曲家 G.グリゼイ(G.Grisey 1946-98)の『Les espaces acoustiques』全曲演奏会、あと滞在3日目にアルディッティ弦楽四重奏団のコンサートも聴いてきました。



ダルムシュタットはフランクフルトから電車で20分くらいの地方都市。ここで1947年から開かれているこの講習会は世界でもっとも有名で歴史ある物のひとつで、大学の現代音楽史の講義なんかに必ず出てくるような、言わば老舗中の老舗。だから『わー、本物だー』なんて浮かれた気分でキョロキョロ。


フェスティバルのメインオフィス



講演会場





フェスとはあまり関係ないけど、泊まってたホテルが快適でした。その前がメッスの大学寮(広さ9平方m、クーラーなしで夜中でも30度超え、どこへ行くにも徒歩20分)だったから余計に(^ ^;
このままここにしばらく住みたいってくらい居心地よかったです。



***Data***

Internationale Ferienkurse für Neue Musik, Darmstadt 公式ウェブサイト
http://www.internationales-musikinstitut.de/

2010/07/16

Centre Acanthes 2010



7月1日〜16日の2週間、現代音楽の夏期講習会 Centre Acanthes に行ってました。2006年の作曲アトリエB(室内楽)、2007年のIrcamワークショップに続いて、今回は作曲アトリエA(オーケストラ)への参加です。

この曲の締切は5月半ば、ジュネーヴ音楽院のマスター修了作品と同時期だったため本っ当に時間がなく、当時の記憶はところどころ飛んでおり(パート譜なんてどうやって作ったんだろう自分…)さらに1回目のリハーサル直前に楽譜にミスプリが見つかったりしてハラハラしましたが、オケの雰囲気がとても穏やかで、指揮者のJ.Mercier氏ともうまくコミュニケーションが取れて、短い時間の中でじっくりと仕上げることができた感じです。講習最終日のファイナルコンサートでも演奏していただきました。

今回こんなギリギリだったのに無茶をしてでも参加したいと思ったのは、招待作曲家が一度会ってみたい人ばかりだったからです(正確に言うとT.Murailはジュネーヴのマスタークラスで見てもらったことがありますが)。
私の担当(リハーサル立ち会い、個人レッスン)はB.Furrer氏でした。以前ジュネーヴのアンサンブル・コントルシャンの定期コンサートでピアノコンチェルト(2008)を聴いて以来、かなり注目していた作曲家で、実際レッスンでもたくさん得る物があり、来てよかった!と100回くらい思いました。笑

あと、今年は3年ぶりにまたIrcamのコンピュータミュージック・ワークショップが開設されて、4月までお世話になっていた先生たちが勢揃い。暇を見つけて上級クラスの聴講に行ったりもしました。さらに同じ時期に研究員をしていた友人が3人、ジュネーヴ音楽院の同級生たち、パリ在住時の知り合い、そして講習会のオーガナイザー、4年前から変わらないオケの演奏者にスタッフ、etc...参加者の半分くらいと顔見知りで『犬も歩けば』的な状況に。海外在住組日本人の方々とも仲良くなれて、毎日なんだかんだと笑い転げてすっごく楽しかったです。



***Data***

Centre Acanthes 公式ウェブサイト
http://www.acanthes.com/

ページ左下 "Quelques images ... Acanthes 2010" のリンクに飛ぶと写真が載ってます。スタッフさんが常にカメラを持ち歩いてばしばし撮っており、油断した隙に『うわーー撮られた!』っていうのが何枚も。。

2010/07/04

Centre Pompidou - Metz


パリ4区にある文化施設ポンピドゥーセンターの分館が数ヶ月前メッスにオープン。
講習会期間中にガイド付き見学をさせてもらう機会がありました。



展示内容はパリのポンピドゥーに近く、展示の仕方も同じ雰囲気。外観の写真をうっかり撮り忘れたのですが、正直外から見た感じはあまり好きではなく、でも中に入ってみたらなかなかおもしろい作りだなーと印象がアップ。絵画に限らず模型やオブジェもたくさんあって飽きさせない。



普段は自分のペースで好きなものをゆっくり観たいと思い、ガイドツアーに参加することなんて滅多にないのですが、いろいろ説明してもらうと自分では何気なく通り過ぎてしまうところにも光が当てられて、一人のときとは違った楽しみ方ができますね。すごくよかったです。

2010/07/01

おひさしぶりです…@Metz

たいへんごぶさたしております。。。
すっかり更新が滞り、Web上で姿が消えかかっておりましたが、現実では元気にやってます。4月に最後の記事を書いてから

 - パリ・国際芸術都市での個展
 - パリ→ジュネーヴ引越
 - ジュネーヴ音楽院・修士課程試験(演奏会、ゼミ発表、論文)
 - パリで作品演奏
 - ジュネーヴ音楽院修了

…などなどありまして、あいかわらずの睡眠不足にげんなりしつつも音楽的に充実した日々を送り、修了試験でも気負わず好きなことができて、ありがたいことに同じ作品をすぐ3日後にパリで再演してもらうという機会にも恵まれました。 


さてさて、そんなドタバタの2ヶ月を過ごした後、さすがに1〜2週間ぼんやりしまして、いまはフランス東部のメッスという街に来ています。
詳細は後日、また写真と一緒にアップすることにして…


……とにかく暑いです!

2010/04/01

Concert Info 2010/04/06

演奏会のお知らせです。

2010年4月6日(火)20時30分
パリ国際芸術都市にて個展を開きます。『デュオ』をテーマに2008年からごく最近までの4作品(純粋器楽2曲+電子音響2曲)をプログラムしました。
素晴らしい演奏家のみなさんが参加して下さいます。
入場自由です。ご都合のつく方々はぜひ!お待ちしています。

<プログラム>
1. テナーサックスとエレクトロニクスのための”Voiceless Letters”よりカデンツァ(2010)
2. ピアノソロのための”もうひとつのまなざし”(2008)
3. ピアノとエレクトロニクスのための”もうひとつのまなざし”(2010 初演)
4. 2台ヴィオラのための”act III”(2008 第25回現音作曲新人賞受賞作品)

*****

à deux ~ Concert monographique de Yumiko Yokoi ~

le mardi 6 avril 2010, 20h30-
Cité des Arts de Paris - 18 rue de l'Hôtel de Ville 75180 Paris Cedex04
Salle Edmond Michelet

< Programme >
1. Cadenza from "Voiceless Letters" pour saxophone et électronique (2010) 7'
2. un autre Regard* pour piano seule (2008) 5'
3. un autre Regard - bis** pour piano et électronique (2010) 5' - création
4. act III for 2 violas (2008) 9'

Carl-Emmanuel Fisbach, saxophone
Remi Masunaga*, Yusuke Ishii**, piano
Tomoko Akasaka et Noriko Inoue, altos
Francisco Huguet, Ingénieur de son
Yumiko Yokoi, composition et réalisation informatique


*****

パリ国際芸術都市サイトより
http://pagesperso-orange.fr/citedesarts/Concerts/002010/06-04-10/06-04-10-concert-dehaene-yokoi.htm

2010/03/27

Cursus-1 2010/03/22~03/27

RIM
Tests patch Max
Répétition à l'Espace de projection 1-2-3
Répétition générale
Atelier de présentation






アトリエ=プロジェクト発表の週。月〜金曜はIrcamの地下4階にあるホール Espace de projection (通称エスプロ)でのリハーサル中心。計3回、各1時間リハーサルができるのですが、1回目はライブエレクトロニクスのためのレベル調整のみで時間切れ、2回目はレベル微調整+全体の音響チェック、3回目でようやく音楽的なリハーサル、という感じでした。
それ以外の時間はリハーサルで出てきた問題解決、テスト、シミュレーション、などなど、ギリギリまで恐ろしい作業量で、毎日だいたい12時間はスタジオに缶詰。同僚たちも例外なく、もう朝でも夜でも誰か必ずいる…朝でも夜でも『いま来たの?それとも帰るの?』とか『寝た?』とか、時間帯を無視した会話が交わされておりました。4日間家に帰らず、数時間の仮眠だけで作業し続けた強者もいました。

そして土曜は午前中にゲネプロ、そして16時より本番。
会場はほぼ満席で、作品スタイルも多岐に渡り、コンサートとしても充分聴きごたえのあるものだったと思います。
なにより無事に終わってよかったです。

余談ですが、みんなあまりに睡眠不足だったため、打ち上げも早々に帰宅。
私も開放感と疲労でぐっすり眠り、おかげでサマータイム切り替えのことをすっっっかり忘れて翌日の夜まで世の中と1時間ずれて過ごしてしまいました。。。

2010/03/20

Concert Info 2010/03/27&04/02

演奏会のお知らせです。
Ircam研修の最終プロジェクト発表。オフィシャルな『公開演奏会』じゃないことになっていますが、実際は公開されてどなたでもご来場戴けます。
詳細は以下(私は27日に出演します)。

*****

Ateliers de présentation des CURSUS 1 / CNSMDP

SAMEDI 27 MARS 2010, 16H

CLASSE DE SAXOPHONE DE CLAUDE DELANGLE
Eric Daubresse
encadrement pédagogique Ircam

Simon Diricq joue Marta Gentilluci
Carl-Emmanuel Fisbach joue Yumiko Yokoi
Adrien Lajoumard joue Marc Garcia Vitoria

CLASSE DE MUSIQUE DE CHAMBRE DE HAE-SUN KANG
Grégoire Lorieux, Mikhail Malt
encadrement pédagogique Ircam

Jérémie Billet joue Francisco Huguet
Marie Chilemme joue Andrea Sarto
Myrtille Hetzel joue Aurélio Edler-Copes
Ji-yun Lee joue Santiago Diez
Florent Maigrot joue Milica Djordjevic
Constance Ronzatti joue Eric Maestri


VENDREDI 2 AVRIL 2010, 16H

CLASSE DE PERCUSSIONS DE MICHEL CERUTTI
Jean Lochard
encadrement pédagogique Ircam

Benoît Bourlet joue Sachi Tanihara
Nicolas Delrox joue Oriol Saladrigues
Benoît Maurin joue Mathieu Bonilla

CLASSE DE CLARINETTE D’ARNAUD LEROY
Emmanuel Jourdan
encadrement pédagogique Ircam

Alice Caubit joue Maurilio Cacciatore
Valérie Guéroult* joue Nicolas Tzortzis
Étude pour Disklavier de Nicolas Mondon
* professeur au Conservatoire d’Aubervilliers - La Courneuve

*****

ラストスパート、がんばります!

2010/03/19

Cursus-1 2010/03/15~03/19

Rdv ProjetFianal
Rdv Composition
RIM



プロジェクト発表まで1週間をきりました。

同期の研修生、みんなわりと雰囲気よく、仲よくしていて、お互い声かけて励まし合ったり冗談言ったりするのがこの過酷な状況下に潤いを与えてくれています。ただ、ここ数日さすがにみんな疲れがたまってきたのか、普通に話していてもたまに会話がかみ合いません。笑顔で、他意はないのだけれど、質問と答えがどう考えてもズレてる…みたいな。で、ズレてるけど「ま、いっか」…みたいな。
(でもそう思ってる自分も何かおかしいことをしゃべっている可能性大なのでオフレコにしておきます。)

2010/03/12

Cursus-1 2010/03/08~03/12

Rdv ProjetFianal
RIM



あまり変わり映えなく…最終プロジェクトの準備中です。締切がただ刻々と近づいてきてます。Ircamは365日、24時間アクセス可能なので、発表前になると設備のいいスタジオ(例えば8チャンネルができる部屋)には常に誰かいて、徹夜も泊まりも日常茶飯事。えっと、住んでる?ってくらい滞在時間の長い人も。苦笑

最近日照時間が増えて、だいぶ春めいてきました。

2010/03/05

Cursus-1 2010/03/01~03/05

Rdv Composition
RIM
+
Rdv HEM (@Genève)



3週間後に迫った最終プロジェクトの準備中。
あいかわらずのスタジオ缶詰生活です。

金曜はレッスンのため、日帰りでジュネーヴへ。
11時頃に到着して、レッスンを受け、少し友達と話して16時過ぎにはもう新幹線に乗ったので、本当にとんぼ返り。パリ・ジュネーヴ間は往復約7時間かかるのですが、移動時間より短い滞在でした。

2010/02/27

演奏会のお知らせ(…遠いです、とても)

Semana Cultural del Japón 2010
第19回 カラカス日本文化週間




2010/03/04 20h-
Teatro Teresa Carreño (Caracas, Venezuela)
ベネズエラ交響楽団
ヴィオラソロ 赤坂智子
指揮 Domingo Garcia

C.Debussy : En blanc et noir - III. Scherzando
Orchestré par Yumiko YOKOI (2007)
et
pièces de Debussy, Stravinsky... etc.

* * *

不思議な縁で、パリ音楽院在学中のオーケストレーション作品がベネズエラの首都カラカスで演奏されることになりました。曲はドビュッシーの2台ピアノ『白と黒で』の第3楽章です。
わりと急な話だったのでさすがに『ちょっと聴きに行ってこようかな』というわけにはいかず、『お近くの方はよろしかったら足をお運びください』と言える相手もおらず…でも、もし万が一にもこのブログを読んでいて『ベネズエラ在住です』または『ちょうど旅行でカラカスに行きます』という方がいないとも限らない(いや、限るか…)ので一応お知らせまで。



***Data***

在ベネズエラ日本国大使館ホームページ
http://www.ve.emb-japan.go.jp/index.htm

2010/02/26

Cursus-1 2010/02/22~02/26

Séminaire Ph.Leroux
RIM



今週もマスタークラス。3人目の招待作曲家は Philippe Leroux(1959- フランス)でした。数年前までパリ郊外の音楽院で教えていて(今も?)現在はカナダ在住。友人に門下生がかなりいて、よい評判を聞いていたのですが、個人レッスンでそれがよくわかりました。普段と違う視点からのアドバイスは実に貴重です。

関係ないけど、月曜は平成22年2月22日でしたね〜。最近『平成』をさっぱり使わないので何年だったか思い出すのも一苦労…。

2010/02/20

ベトナムフォー@Song Heng



Ircamから歩いて10分程度、知らなければ見落とすようなところにある小さなベトナムフォーのお店。密かに有名店です。

外で行列・相席必須。本当にこじんまりしてて、ゆっくりくつろげるような雰囲気はないのだけど、店員さんは世話好きな近所のおじさんとおばさん風、そして味は…確かにおいしい!麺がもちもちで、いままで食べた中で間違いなくトップ。
メニューはPho 大or小、Bobun 大or小、以上4つのみ(写真手前がPho 小、奥がBobun 大です)でお値段はどちらも大が8.3ユーロ、小が7.5ユーロ、だったかな?
ちなみに半端ない量でした。えっ、これが小?みたいな。




フランス人たちは器用にフォークで食べてたけれど、私はもちろんお箸。ただ中華料理の長い丸箸ってやはり難しい。特に麺類は。
次回はマイ箸持参で行こうと思います。

2010/02/19

Cursus-1 2010/02/15~02/19

PFFT~
Corrections des patches
+
Rdv HEM @Paris
Rdv HEM @Genève


先週の試演会で使ったプログラムの修正と、pfft~オブジェクト(Max/MSP)。
これで全員集まっての研修はほぼ終わりです。あとはゼミが数回、そして主に個人作業に入ります。

やっと自分のペースで作曲ができると思ったのも束の間、事務関係の用事で週の半ばにジュネーヴ往復してきました。9月からほぼずーっとパリにいますが、一応ジュネーヴ音楽院に在学(休学扱いでなく)なので。
TGV=新幹線で読んだり書いたりすると乗物酔いしてしまうので、よほど切羽詰まっているとき以外はもう何かするのは諦めて寝てます。名付けて『睡眠不足解消の旅』。
でも3時間半(ジュネーヴ⇔パリ片道の所要時間)はやっぱり長いな〜。もう少し短縮できないものでしょうか。
それから車内アナウンスのときに流れるピン・ポン・パーン♪って激しく平均律からずれたチャイムもなんとかならないものでしょうか。あれを聴くたびに乗物酔いが2割増。

2010/02/13

マカロン@Arnaud Delmontel



パリ18区、モンマルトルの丘にあるパン屋さん。2007年バゲットコンクール第一位受賞。
ここ、ケーキやお惣菜も扱っていて、マカロンも種類がたくさん。絵の具のパレットみたいなデザインの名刺×2サイズの紙にフレーバーが印刷されたのをもらい、そこから選びました。




ローズ、ジンジャー・ショコラがおいしかったかな。パッションフルーツ・ショコラのコンビネーションはPain de Sucreに軍配。



***Data***
Arnaud Delmontel
57 rue Damrémont - 75018 Paris
http://www.arnaud-delmontel.com/

2010/02/12

Cursus-1 2010/02/08~02/12

Préparation esquisse
Atelier - Groupe Cordes
Atelier - Groupe Clarinette, Disklavier, Percussion
Atelier - Groupe Saxophone
+
Rdv HEM @Paris


最終プロジェクトのスケッチ&テスト発表。とりあえずの部分的試演と思いきや、やっぱりいろいろ大変なんですね準備が…またもや昼夜逆転&寝不足生活でした。
今回の第5スタジオは本番の会場とは大きさも音響もだいぶ違い、当然ふだん作業している小さなスタジオとも違い、なんかそのあたりがちょっと消化不良。。
でも得るものも少なくはなかったです。

とりあえず寝ます。

2010/02/07

Océan


少しずつ、少しずつたまってきてたストレスで、突然容量オーバーを感じてぷっつり切れそうになり、本当にぷっつり切れる前にどうにか寸止め、気分転換に映画へ。
重たい社会派も軽すぎるコメディーもちょっと…そんなとき、ふと思い出したのが、前に別の映画を観に行ったときの予告で気になっていた『Océan』。『コーラス Les Choristes』の監督、Jacques Perrin の作品です。
『皇帝ペンギン La Marche de l'empereur』に少し似た感じ(実は同じ監督だと思ってました…)のドキュメンタリー映画で、とにもかくにも映像が美しい。これはDVDでなくぜひ映画館で観たい。迫力もあるし、どうやってこんな撮影したんだろうとか、どんなマイクでこんな微細な音まで録音したんだろうとか(←ああ職業病)技術と製作チームの情熱にも感動させられました。唯一の難点は、環境問題面のコメントがちょっと説教臭くなりがちだったこと。気にならない人はならないんだろうけど、私は映像がこれだけ物を言っているのだから、セリフを足す必要ないのにな…と思いました。



帰りにノートルダム大聖堂の前を通りかかったら、ケータイ着信音みたいな凄まじい勢いでピーピー言う声が。
よくみたら、スズメ。
何か着信中?



***Data***

映画『Océan』公式サイト
http://oceans-lefilm.com/

2010/02/06

Mouuuuules、とスムージー(冬仕様)

スムージーだって寒い。


スーパーの冷蔵庫にこの状態で並んでいて、しかも帽子がひとつとして同じものがない!手作りなんでしょうか。あまりに可愛くて思わず買ってしまいました…。


この時期になると食べたくなる(というか料理したくなる)もののひとつ、ムール貝。ひさしぶりに『よーし、白ワイン蒸しだ!』と勢い込んで用意を始めたものの、下処理・貝のお掃除が結構面倒。こんなに大変だったっけ?
でも手間をかけた分おいしかったです。残りのスープは翌日パスタに使いました。

2010/02/05

Cursus-1 2010/02/01~02/05

Préparation esquisse
Rdv RIMce
Rdv Composition


あっというまに2月に入りまして、もう最終プロジェクトの第一段階スケッチの提出期限。進んでないわけではないけど、これまでと少し違うアプローチで作品作りをしているため感覚が掴めず…正直楽譜に起こす作業に苦労してます。

2010/01/31

Galette(s) des Rois 2010

ガレット・デ・ロワ。フランスで1月6日のエピファニー(キリスト公現祭)を祝うお菓子。最近日本の洋菓子店でも売られるようになったみたいですね。
ただ食べるのではなく、中にひとつフェーヴ(もともとは豆、普通は陶器の小さな人形やオブジェクト)が入っていて、それが当たった人は王冠を冠ってその日『一日王様』になれるというイベント付きです。このフェーヴ専門のコレクターも結構いるらしい。
このお菓子、初めて食べたときから大好きで、いろんなお店のを試してみたいと思いつつ、バターをたくさん使った超高カロリー生地のため連日は無理(私の胃が…)。だいたいどこも『1月いっぱいは販売します』というので、インターバルを取りつつ、いちばん小さいサイズのをいくつか買って人と分けて味見することにしました。


Blé Sucré
7 rue Antoine Vollon 75012 Paris



雑誌やWebでたびたび取り上げられているお店。
切ってみるとちょっと空洞が…?でも美しい焼色、きちんとした作りで好印象・好食感。

次は、


Au levain du Marais
32 rue de Turenne 75003 Paris



一時期ここのバゲットにはまって、近所じゃなかったのにわざわざ買いにいってました。ざっくり、というか、あまりきっちり作ってない(形がいびつだったり)感じなのですが、味は◎!パイと中のアーモンド生地のバランスも申し分なし。たぶん今年のいちばんヒット。

続いて、うちの近所のお気に入りパン屋さん;
Heurtier
2 rue de la Verrerie 75004 Paris


小さいサイズは売ってなくて、大きいもののワンカット。全体的にしっとり系、アーモンド生地に何かリキュールが使われてて香りに特徴がありました。コストパフォーマンスはここがNo.1。

最後はバゲットコンクール受賞歴あり・お昼時には行列のパン屋さん;
Julien
24 rue Saint-Martin 75004 Paris
(たぶん1区の店舗が本店です)



歯触りのよい少し塩気のあるパイ生地で、中身は軽め。ヨーロッパの容赦ない甘さに辟易している人におすすめのライトなガレット。

***

Ladurée、Hermé、Maison du chocolatなどの有名パティスリーは敢えて避けました。
そうそう、このindividuel(1人用)サイズには大抵フェーヴが入っていません。ま、そりゃそうですよね。絶対王様になっちゃうし。

2010/01/30

Cursus-1 2010/01/25~01/29

Séminaire E.Nunes
+
Rdv HEM @Genève



まるまる一週間、ポルトガル人作曲家 E.Nunes のマスタークラスでした。一昨年オペラ初演のためにリスボンまで行ったりもした注目の作曲家。直球型の個人レッスンでは短時間でいろんなボールを投げて下さり、充実。

そして土曜は日帰りジュネーヴの旅。前夜天気予報を見たら『予想最低気温マイナス7℃』でぎゃーーーと大騒ぎしたのですが、実際は気持ちのよい晴れ間に恵まれそれほど過酷な寒さでもなかったです。始発で行って、レッスンと仕事を一件こなし、もうすぐ完全帰国するお友達に会い、終電で帰パリ。片道3時間半、往復ともにほとんど眠っていたので睡眠不足は解消できました。でも首が痛いです。

2010/01/22

Cursus-1 2010/01/18~01/22

PatchConcert Max/MSP
ResAn
pfft~ Max/MSP
Présentation Equipe Ircam : Représentation Musicale
Présentation Equipe Ircam : IMTR
Présentation Equipe Ircam : Acoustique des Salles



Ircam研究チームのプレゼンテーションが3つ。それぞれ個性があり、プレゼンの内容以前にチームのカラーみたいなものがかなり色濃くて、それだけですでにおもしろかったりします。
変わり者だらけの作曲家が言うのもなんですけど、研究者って変わってる(おもしろい)人が多い。普通気にも止めないようなことに『あれ?』っと疑問を抱いて、そのまま何日も考え続けていられるような。

来週はポルトガル人作曲家 E.Nunes のマスタークラスが予定されています。

2010/01/15

Cursus-1 2010/01/11~01/15

LibraryOM
Traitements Max/MSP
Spat
Analyse
Séminaire F.Bedrossian
+
2Rdv HEM


今週はOpenMusicのいくつかのライブラリを集中的に見て、Max/MSP ではフィルターとスパシアリゼーション。11月半ばに行われた Atelier Forum でお披露目されたばかりの Spat~ vers.4、バージョン3と比べるとかなりよいです。まず何よりグラフィックインターフェースが使いやすいし、大雑把に言うとカスタマイズの可能性がぐっと広がった印象です。
その他にはフランス人作曲家 F.ベドロシアンのマスタークラス、ジュネーヴ音楽院の分(教授はパリ在住なので移動せずこっちで)のレッスンなどがあり、落ち着かない一週間でした。まあ気温の急降下が収まりときどき晴れ間も見られたので気分的にちょっとラクだったかな。

2010/01/10

Béjart Ballet Lausanne@Palais Garnier

2010/01/08 19H30-
Palais Garnier (Opéra National de Paris)
Compagnie invitée "Béjart Ballet Lausanne"

Sonate à trois (Bartok)
Webern Opus V (Webern)
Dialogue de l'ombre double (Boulez)
Le marteau sans maître (Boulez)

Ensemble Intercontamporain
Jonathan NOTT, direction


2007年に他界した振付家M.ベジャールのローザンヌ・ダンスカンパニーがパリで招待公演。オールベジャールプログラム、演奏はEIC。何がなんでも行くしかないでしょう!と極寒にめげず張り切って出かけてきました(この日、最低気温がマイナス13℃まで下がったそうです。新手のジョークかと思いましたよ…)。

もともとダンスは大好きで、ベジャールは追悼映画を観に行ってしまったほど、ほぼ外れなく大好きで、今回また改めて大好きになりました。
ストラヴィンスキー、バルトークの作品や、ちょっとコミカルなP.アンリなどはいくつも観たしだいたい予想もつくのですが、驚かされたのはブーレーズ。確かに音楽はブーレーズのなのに、入口からあっというまにベジャールの世界になっているのです。20世紀を代表する難解な曲『Le marteau sans maître 主のない槌』があんなポップで可愛らしく、そして生き生きとダイナミックで人間臭い(もちろん良い意味で)舞台に!
付け足しみたいになってしまうけど、もちろん演奏もよかったです。コンテンポラリーダンスって、生演奏でなくわりと録音で済まされてしまう場合が多いので…。EICのベストメンバーが揃ってたし、ちょこっと演技もしてたし(笑)いいもの聴かせてもらいました。


ところでこのチケット、クリスマス前に直接オペラへ買いにいったのですが、実はそのとき、年末にやっていた別の公演の席も取るつもりで並びました。ところがその時点ですでにほとんどすべての公演がソールドアウト。オペラは2ヶ月近く先まで満席、バレエも年末の公演は空席ゼロでベジャールが5日間ある公演トータルで残り4席…とか。いままで余程人気のオペラ以外はだいたい2週間前に窓口に並べば安い席が何か残ってる、という感じだったのに、びっくり。
ただ、がっかりしたのと同時に少し嬉しくもありました。フランスも例外なく『世の中すっかり不況モード』だというのに、国立オペラは常に満員御礼。生活が厳しいと言いつつオペラやバレエを観に来る人がたくさんいる。これなら国やその他からの補助が急に打ち切られることもないだろうし、音楽家としては励まされた気分です。


***Data***

Opéra National de Paris(注意!音出るかも、です)

2010/01/09

Le Pain Quotidien



ベルギー発祥の天然酵母パンを扱ったベーカリー・カフェ。ジュネーヴにも3店舗あって、雰囲気が好きでときどき行ってました。
今日はお友達と。
有機野菜ときのこのスープ。


***Data***

Le Pain Quotidien

2010/01/08

Cursus-1 2010/01/04~01/08

Matrix~
Ligne à retard
Spat
Rdv individuel Composition
+
Rdv HEM


バカンスが終わり、4日から研修も再スタートです。
ゆるゆると始めたいところですが、今月のスケジュールもまたぎっしり詰まってて、わ〜、楽しみ…。

ちなみに『Matrix~』というのはMax/MSPオブジェクトの1つで例の映画とはなんの関係もありません。

2010/01/01

2010



あけましておめでとうございます。
ミレニアムだの2000年問題だのと騒いでいたのが10年前。うわぁ。

今年の目標はごくおおざっぱに『survivre 生き残る、生き延びる』くらいにしておこうかと思います。
現在パリは非常に寒く、それがあまり冗談に聞こえないくらいの冷え込み。
体に気をつけてがんばりまーす。