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Showing posts from September, 2009

Wozzeck@Opéra Bastille

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パリ・オペラ座バスティーユにて、A・ベルク作曲『Wozzeck ヴォツェック』観てまいりました。 わかってはいたけど、それにしても救いようのない暗〜い話。。。 体調不良をおして出演したマリー役・Waltraud MEIERは素晴らしかったです。よかった、代役立てないでくれて。 サン・ルイ島の夜景。 休憩無し2時間弱の舞台だったので、散歩しつつのんびり帰宅しました。 ***Data*** パリ・オペラ座公式サイト

Cursus-1 2009/09/21~09/25

ProTools : Traitement, Mixage AudioSculpt Présentations des Stagiaires ProTools、AudioSculpt、以上2つに重点が置かれた3週目。『なんとなくわかってたけど、こんなことまでは知らなかった』という発見に満ちたきめ細かい研修でした。週の半ばに自分のプレゼンがあったのと、月末に小品の発表が控えているのとで、夕方研修が終わってから、一度帰宅してごはんを食べて、夜また戻ってスタジオ作業———そんな毎日です。 そういえば今週、もしかすると4区から一歩も出てないかも…?

Cursus-1 2009/09/14~09/18

ProTools Présentations des Stagiaires AudioSculpt Présentation WFS Cours de Composition Visite "Sécurité" Visite Chambre Anéchoïque + RV HEM Genève 今週は前半ProToolsがメインに置かれ、研修生によるプレゼン、AudioSculpt、作曲のレッスンと続き、時間外にはWave Field Synthesis研究チームや無響室の見学、それから避難訓練。WFSも無響室も初めてで、なんとも不思議な感覚を味わいました。 あと、ジュネーヴ高等音楽院の方の先生が仕事でちょうどパリに来ていたので、新年度の打ち合わせ。10月に入ったら月2回くらいのペースでジュネーヴ通いの予定です。 ***Data*** 無響室 (Wikipediaより) ちょうどIRCAMの写真が載ってます。 Wave Field Synthesis (Wiki、英語ページ)

Cité Internationale des Arts

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9月6日の記事 で散歩中に撮った写真を載せたらそこが新居だと誤解を招いてしまったようなので…こんどこそ、ここ↓が現在の住居です。 Cité Internationale des Arts Paris(パリ国際芸術都市)という芸術家のためのレジデンスです。友人や先輩が住んでいて何度か来たことがあるのですが、8時から22時まで音出し可能で、立地条件も申し分なし。わりと年季の入った建物で壁とか家具とかがたまに痛々しいものの、広くて明るいのでとても気に入っています。 実はこのIrcam研修の7ヶ月間、ジュネーヴ市文化部およびS.I.Patiño財団の奨学生として援助を戴いていて、そのおかげで滞在させてもらっているのです。 ちなみにこのPatiño財団とは『ボリビア国籍の者、ラテンアメリカと関わりの深い学生または研究者を支援する目的で設立』された財団で、過去の音楽枠での採用者も 2005/06年度 アルゼンチン人 2006/07年度 エルサルバドル人 2007/08年度 チリ人 私はジュネーヴ市民として採用になったのですが、なんか遠すぎ…? 立地条件がいいと書きましたが、研究所も近くて、徒歩で10〜15分!2年間のジュネーヴ生活ですっかり人混みが苦手になってしまったので、ラッシュ時のメトロに乗らずに済むのが非常に有り難いです。 ***Data*** Cité Internationale des Arts http://pagesperso-orange.fr/citedesarts/citedesartsparis.html

UP

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『TOY STORY』や『Mr.インクレディブル』などのヒットを生みだして続けているピクサーの新作『UP(邦題は”カールおじさんの空飛ぶ家”だったかな?)』を観に行ってきました。日本では公開まだだと思いますがフランスはすでに7週目に突入。だというのに、油断して開演10分前に映画館に着いたら『満席です』って冷たく言われてしまい…2時間待って次の回で入場。字幕バージョンで時間が遅いこともあり、コドモの姿は皆無。 初めの10分でもう泣きそうでした。いままでの作品でいちばん好きかもしれません。 真ん中でも最後でも泣きそうでしたが、途中には『芸が細かいなー』と感心してしまうような笑いが散りばめられていて、ジェットコースターのような冒険的見せ場ももちろんあって、これぞエンターテイメント。ありえないと思いつつ、でもこんなこともあるかもしれないと信じさせてしまうリアリティーとイマジネーションの両立がピクサーのすごさだと思う。映像の美しさにもかなり心奪われました。 ちょうど今日から水曜までの4日間、大手シネコンUGCのキャンペーンで入場料が4ユーロ均一だったのです。 そういえば、ピクサーの前作『WALL・E』を観に行ったのも去年のこのキャンペーン中だったような…って、あ、 しっかり書いてました。 ***Data*** UP http://disney.go.com/disneypictures/up/

マカロン@Pain de Sucre

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研究所からわりと近いところに、数年前のオープン以来話題のパティスリー・Pain de Sucreがあります。小さなお店ですがケーキに焼菓子、パンやショコラもあってショーケースがキラキラして見える…! マカロンはフレーバー(とその組み合わせ)がとっても個性的で、ラデュレのような老舗とは違う新鮮さがありました。パッションフルーツ&ショコラクリームのコンビネーションはホントに秀逸。脱帽です。 ***Data*** Pain de Sucre 14, rue Rambuteau 75003 Paris http://www.patisseriepaindesucre.com/

Cursus-1 2009/09/07~09/11

パリへ引っ越して4日、Ircamでの研修が始まりました。 今週のプログラム; Accueil  Evaluation  Acoustique  Studio  Studio TP  Peak  Enregistrement Enregistrement TP RV individuels 初日、責任者の短い挨拶とスタッフの紹介だけの30分程度の説明会があった後、自己紹介もなくいきなり筆記テスト(音響学・スタジオに関する一般知識・主要ソフトなどについて)で洗礼を受け、午後は音響学、翌日からスタジオ機器の説明・理論と実習、録音の理論と実習、作曲レッスン…と怒濤の一週間でした。 来週は自分の作品のプレゼン、月末すでにひとつめのプロジェクト(小品)提出があることも判明。うわー。 でも今週いちばん苦労したはもしかすると『自分のアカウントのためのパスワードを考える』だったかもしれません。”アルファベット小文字・大文字・記号・数字のすべてを使って意味を持たない最低8文字(ウェブ検索でぱっとヒットするような文字の並び・単語が含まれるとNG)で、メモしなくても覚えられるもの”って…結構大変じゃないでしょうか。なんとか作ったけど、しょっちゅう打ってないと忘れそう。。 *** ところでこのブログ、外国生活のいろいろに始まり非常に専門的な内容もあればお料理レシピもあるという、前々からジャンルのよくわからない存在だったと思うのですが、そもそも日記(ホームページ代わり)・覚書きのようなスタンスで始めたものだし、ジャンルがはっきりしたからってどうなの?という気もするので、いっそこのまま『なんでもあり』で続けようと思います。 というわけでテーマは多岐に渡り、専門用語なんかも避けられなくなりますが、一応ラベル付けはちゃんとします(努力します)から、読みたいとこだけ読んであとは遠慮なくすっ飛ばしちゃってください。 ゆる〜く気長にお付き合いいただけたら嬉しいです。

パリから

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無事に、とはちょっと言いづらいですが(まあいろいろあるものです)なんとかパリへ引っ越しました。 引っ越したと言っても期間限定滞在。それにまたジュネーヴと行ったり来たりのあまり落ち着かない生活になりそうです。 今度の住居はいままでの人生でいちばん広い部屋、そしていちばん都会にあり、建物を一歩出るとすぐセーヌ川、徒歩3分でサン・ルイ島というロケーション(これまた落ち着かない要因のひとつ)。 2年間のジュネーヴ生活ですっかり静かな生活に慣れてしまい、ちょっと人混みに出ただけでどっっっと疲労。到着から3日間、頭痛と熱っぽさに悩まされ新型インフルエンザ感染を本気で疑いました。どうしよう、こんな状態でやっていけるんでしょうかね…(^ ^;