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Showing posts from December, 2008

2008年最後のご挨拶

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昨日、今日にまとめて12月分記事を駆け込み更新しました。 こんな調子ですが、来年もブログ続けていこうと思いますのでどうぞよろしく m(_ _ )m さよなら、ねずみ年。 それではみなさま、よいお年をお迎えください。

Marché Noël@パリ

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この年末年始は一時帰国しなかったので、クリスマスの3日間、ちょっとパリへ遊びに行ってきました。 毎年テーマ・デザイナーの違うシャンゼリゼ大通りのイルミネーション。凱旋門の反対側、コンコルド広場には純白の観覧車(←近づいてよく見ると”VIP”と書かれた黒いゴンドラが一機だけある!)そして初の試みとして今年は大通り両側の歩道にクリスマスマーケットが設置されています。 歩道のど真ん中にストーブ発見、思わず駆け寄る。←寒かった。。 賑やかで楽しかったし、去年行ったカルージュ(ジュネーヴの隣町)もこじんまりとしてて好きだけど、ドイツのクリスマスマーケットはもっとすごいらしい。一度行ってみたいなぁ。 *** おまけ *** ジュネーヴ市内のあちこちで見かけたアノンス(三行広告のこと。公共の掲示板や電柱、壁などに『○○譲ります』『△△募集』など、条件・連絡先を書いた紙を貼る、物件探しなんかでも大活躍のシステム)に、こんなの見つけました。 『出張サンタします』 ”もうクリスマス!””自然な白ひげ!” などのキャッチコピーとともに。あなたもぜひ、いかがですか?(笑)

l'Escalade

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12月はジュネーヴのお祭り、l'Escalade エスカラード があります。 もともとはこういう( 英語版 )( 仏語版 )ものなんですが、先週はそれにちなんだ市民マラソンも開催されて、音楽院の友達と『出ようよマラソン!』と冗談半分本気半分で話していたものの、気づいたら申込デッドラインを過ぎておりました…はい、期限・時間等きっちりしてます。なんてったってスイスですから。 その申し込みそびれた友人と一緒に旧市街へ繰り出し、パレード見学。仮装行列に加え、お祭の所以にちなんだ野菜スープの屋台や子供用特設ゲレンデなどがありとても楽しかったのですが、ちょっと笑えないくらい寒かったです。 *** Data *** 31e Course de l'escalade (エスカラード・マラソン)

委嘱初演@イシハラホール

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12月14日、ピアニスト井前典子さんが大阪イシハラホールで作品初演をしてくださいました。 どうしても都合がつかず伺うことができなかったのですが、おかげさまでご好評戴いたようで、よかったです。関係者の方々、ご来場くださった皆様、心よりありがとうございました。 以下、当日のプログラムに掲載された楽曲解説です。 - - - - - - - - - - - - - - - - un autre "Regard" pour piano solo  ピアノソロのための『もうひとつの“まなざし”』(オリヴィエ・メシアンへのオマージュ) メシアンは『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』の序文で全20曲、2時間強にも渡る大作を支える3つの循環主題;1.神の主題、2.星と十字架の主題、3.和音の主題について述べています。作曲者のカラーがはっきりと出ているこの主題を素材として、全く違う、自分なりの音響時空間を作ることはできないだろうか?ーこのアイデアを出発点に、大作曲家の懐を借りるつもりで作曲しました。 3つの主題はそれぞれ形を変え、組合わせられ、相互に影響を与え合いながら独自の形式で進行してゆきます。また、この素材の変形・発展に際しては、リサイタルの『メシアンの前後約50年の作品を取り上げる』というコンセプトに於いて自分の作品が“現代からのアプローチ”であることを考慮し、コンピュータ音楽制作システム(今回使用したのは作曲演算処理プログラム)も取り入れました。 生誕100年の今、遠く離れた国に生まれ異なる文化を持った孫弟子から敬意をこめて、もうひとつの“まなざし”をおくります。 *** Data *** 〜メシアン生誕100周年記念〜 井前典子ピアノ・リサイタル メシアン、美しきその秘密 2008年12月14日(日)13:30開場 14:00開演 イシハラホール(大阪市) <プログラム> ・横井佑未子:タイトル未定(委嘱新作初演) ・ドビュッシー:「映像」 第2集
 ・メシアン:「4つのリズムエチュード」より  
・メシアン:「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より 
・メシアン:世の終わりのための四重奏曲