2008/10/24

現音作曲新人賞

遅くなりましたが…お知らせします。
このたび第25回現音作曲新人賞受賞しました。

http://www.jscm.net/

素晴らしい演奏をしていただき、それをたくさんの方が聴きに来てくださり、作曲家冥利に尽きるとはこのことです。
お世話になったみなさんに『ありがとうございます』。

以下、受賞後に現代音楽協会公式ウェブサイトに掲載された記事です。

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誰かに何かを伝えようとするとき、自分の頭の中をそのまま相手に見せることができたらどんなにいいか、と思うことがあります。
…が、そういうわけにもいかないので『出力』の際になんらかの方法をとります。よく知っている相手の場合はいいのですが、そうでない場合や不特定多数に向かってこの『出力』を行うとなると、その方法をよく考えなければいけません。相手は自分が話す言葉を理解してくれるか、簡略化・単純化されたサインや記号を自分と同じように解釈してくれるか。
私が願うのは、作り手のひとりごとではなく聴き手との対話が得られるような音楽です。伝えたいこと、共有したいことがあって、それを出力するわけですから、一方的にしゃべるばかりでなく聴き手にも何かを受け取り、感じ取ってほしい。そしてその共有の場はある一定の知識・経験をもった人々に限定されるものでなく、なるべく広く、多くの人に対して開いたものであってほしい。
それを実現するためにずっと模索してきたことがようやく小さな実を結んだなら、とても嬉しく思います。

素晴らしい演奏で作品に息を吹き込んでくださった藤原さんと甲斐さん、主催者である現音の皆様、先生方、家族、友人たち、そしてあの場・あの時間を共有してくださったすべての方に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。




***Data***

2008年10月17日(金)18:30開場 19:00開演
東京オペラシティリサイタルホール

横井佑未子/act III for 2 violas(2007-2008/初演)
藤原歌花・甲斐史子(ヴィオラ)

2008/10/20

日本滞在@松本













今回の帰国の目的はコンクール。スイスは(もちろん日本も)通常授業期間中でそうそうのんびりするわけにもいかなかったのですが、それでも普段よりちょっとのんびりしました。

というわけで、ひさびさ(数えてみたら5、6年ぶり)に小学校3年〜高校卒業までを過ごした長野県松本市を訪れることに。
まず到着してすぐ、驚いたのが駅。自動改札になってる!(でもSuicaは使えない。笑)駅ビルもすっかりリニューアル。
ただ、ちょっと駅から離れると、住んでいた頃の雰囲気がそのまま残っていました。街を歩いていると、顔を覚えていた薬局のおじさんがひょいっとお店から出てきたり、子供の頃にかよっていた書道教室の看板がちゃんと点灯していたり…懐かしいというより、タイムスリップしてしまったような不思議な気持ちでした。

写真はサイトウキネンフェスティバルのメイン会場のひとつでもある『まつもと市民芸術館』。私が高校生の頃、吹奏楽部の定期演奏会はここ(改装前、当時は『市民会館』)だったのですが、いまやあのレトロな赤いビニール張りの座席なんて跡形もなく、立派になったねぇ。。
ちなみに道路を挟んでほぼ向かい側は草間彌生のインスタレーションがどーんと置かれた松本市美術館です。残念ながら休館日だったので中は見てません。次の機会にぜひ。



***Data***

まつもと市民芸術館
http://www.mpac.jp/

松本市美術館
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/index.html

2008/10/18

やさしいフェンス

現音コンクールのための東京滞在中、泊まっていたところから最寄駅までの道でちょっと素敵なものに出会いました。

フェンスが…


枝が伸びるのを妨げないようになっています。しかも1カ所だけじゃなくて



このように点々と。


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