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Concert Info * 17/10/2008

<現音・秋の音楽展2008> 第25回現音作曲新人賞本選会 2008年10月17日(金)18:30開場 19:00開演 東京オペラシティリサイタルホール(京王新線初台駅直結)  全自由席 ¥2000 [1]秋元美由紀/Catalyst~連鎖(2008/初演) 鈴木生子(クラリネット) 片岡詩乃(ハープ) 甲斐史子・竹内 弦(ヴァイオリン) [2]成宮北斗/多重帰属 Ⅰa(2008/初演) 竹内 弦(ヴァイオリン) [3]横井佑未子/act III for 2 violas(2007-2008/初演) 藤原歌花・甲斐史子(ヴィオラ) [4]谷地村博人/Julia(2008/初演) 片岡詩乃(ハープ) 飯野明日香(ピアノ) [5]中村 絢/水紋(2007/初演) 菊地秀夫・鈴木生子(クラリネット) 甲斐史子 (ヴァイオリン) 藤原歌花(ヴィオラ) 多井智紀 (チェロ) 夏田昌和(指揮) ********** 現代音楽協会主催の作曲コンクールに出演(…って私が演奏するわけではないので、出品?)します。 お近くの方、足をお運びいただけたら幸いです。 お問い合わせはメールorお電話で。お待ちしています! ***Data*** 現代音楽協会公式サイト

WALL・E

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パリ滞在中、『トイストーリー』『NEMO』などの作品を生みだしているピクサーの新作を観てきました。子供向けかと思いきや、いいです。たまにはこういうピュアなものも取り込まないとダメな大人になりそうだし(笑) 上映時刻と場所をネット検索していたとき、一応VO(オリジナルバージョン)かVF(フランス語吹替)かも調べていったのですけど、どっちでもいい感じでした。というのはセリフらしきセリフがほぼ皆無だから。 ちなみにこの日は大手シネコンUGCが『Rentrée du cinéma 映画館の新学期』というキャンペーン中で、どこでもどの映画でも大人でも子供でもなんと全て3,5ユーロ(約500円)で入場できてビックリ。さすがフランス! 観る前、食事の時間が微妙だったので映画館の近くでファラフェルのサンドイッチを買いました。ファラフェルというのはひよこ豆ベースの揚げ物で、ピタパンにたっぷりの野菜を一緒に挟んでヨーグルトソースで食べる〜料理。ケバブのスタンドのようにあちこちに屋台や小さなお店が出ててパリでもジュネーヴでも見かけますが、考えてみたら食べるの初めてでした。通っていたパリ音楽院の近くにもおいしいお店があるらしい。 観た後、いい気分・いいお天気で界隈を散歩していると、日本にも支店がある高級総菜・パン・洋菓子店 Gérard Mulot をうっかり通りかかってしまい… (ってすみません。うっかりじゃなく確信犯です) ショーケースの前で迷いに迷って私が選んだのは、ホワイトチョコと果物のジュレ、サブレ生地のケーキ。それから外側カリカリの食感を保ちつつ中身はずっしりのマカロンも味見させてもらいました。おいしかったです。 ここ、バゲットやクロワッサンなどパン屋さん基本アイテムもおすすめ。 ***Data*** UGC Gérard Mulot Saint Germain店 76, rue de Seine / 2, rue Lobineau 75006 Paris Tel : 01 43 26 85 77

Ty Breiz

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パリ15区、モンパルナス駅の裏手にあるクレープ屋さん。 日本のイメージで”クレープ”はお菓子だと思いますが、フランスではハム、チーズ、たまごなどを挟んでしっかり食事になるようなそば粉のクレープ”ガレット”があります。 だいたいいつも決まったお店に行っていたので(そこは茄子のピュレのガレットが絶品)たまには違うところにしようと思い、訪れたのがここ、Ty Breizです。 2〜3年前に一度挑戦して、今回もまた『食事にはいつものお店のほうが上』というのが正直な感想。じゃあなぜこっちへ来たのか? ↑これです。 塩味のガレットではなく、デザートに食べる小麦粉のクレープ(日本のものに近い)の、特にChocolat maison 自家製チョコレート。このおいしさを文章にするのは無理です。ごめんなさい。どれだけのチョコレート、そしてバターが使われているのか、カロリーを想像すると恐ろしくて卒倒しそうですが、その犠牲を払う価値ありと思えます。 ***Data*** Ty Breiz 52, Bd Vaugirard 75015 Paris Tel : 01 43 20 83 72

Hilary HAHN / OSR

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2008/09/04 20:00- Victoria Hall Orchestre de la Suisse Romande Gilbert Varga, direction Hilary Hahn, violon L.Spohr : Concerto pour violon N° 8 en la mineur op. 47 L.v.Beethoven : Symphonie N° 8 en fa majeur op. 93 P.I.Tchaïkovski : Concerto pour violon en ré majeur op. 35 若手演奏家として名を馳せているヒラリー・ハーン、OSR(スイスロマンド交響楽団)とコンチェルト。 生で聴くのは初めてですが、とってもやわらかい音色。ふわふわした綿みたいな感じというよりは、もっとちゃんと掴めるやわらかさ、みたいな…(何の話をしているんでしょうか私)。前半シュポーアはいまいち乗り切れてなくて、フレーズの途中で発音がごにょごにょと不明瞭な危うい箇所があったものの、チャイコフスキーでは思いっきり楽器が鳴ってました。オケとの呼吸も合っていたし。はー、いいもの聴いた。満足! ソリスト目当てで行ったコンサートでしたが、ベートーヴェンの8番もよかった。ベートーヴェンて、いくら室内楽に秀作がたくさんあると言っても、やっぱりオーケストラ作曲家だと思う。うまいなぁ。なんでこんな素晴らしい曲を書けちゃうんだろう。 本日チャイコフスキーとベートーヴェンでは管楽器奏者たちが大活躍。クラリネットのソロが聴こえてきて、『ああ、いい音〜』とステージに目をやると、以前2回ほどお仕事をご一緒したことのある指揮者のブノワさんでした。そうか、この人の本業はOSRのクラリネット奏者だったっけ。 ***Data*** Orchestre de la Suisse Romande(スイスロマンド交響楽団)公式サイト HILARIY HAHN.com(ヒラリー・ハーン) *写真だとツンとすましてる印象あるけどとっても可愛かったです、彼女。